地湧の杜(やや公式ブログ)

古民家・地域などの再生に取り組みます。週によっては、お気楽にしています(よって、やや公式です)

【Just Enough1ー17】循環型社会

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農村


逆に、江戸時代の農村では、年貢は納めるものの、ある程度閉じた世界で成り立っていたと思います。農村は米を作るために田んぼをやります。日光を使って稲を育てて、米を収穫します。里山を整備して、薪を取得し、釜でご飯を炊きます。そして稲わらや落ち葉、家畜ふん尿、食品残渣などで堆肥を作り、また田んぼに役立てます。これって、無駄の少ない循環型社会だったんじゃないかと思います。